コロラドトレイルを歩いてみたいけど、費用ってどれくらいかかるんだろう?
コロラドトレイルや海外のトレイルに挑戦したいと思っている人なら、一度は費用が気になったことがあるはずです。
特に、コロラドトレイル(略称CT)は全長780kmなのでスルーハイクする場合は、装備だけでなく食料や宿、航空券などさまざまな出費が発生します。
本記事では、2024年に実際にコロラドトレイルを歩いた経験をもとに、スルーハイクにかかった費用をすべて公開します。
総費用:974,291円(3,060.62ドル)
- 旅行前の費用:513,378円(13.60ドル)
- ハイキング中の費用:345,848円(2,272.21ドル)
- ハイキング後の費用:115,065円(774.81ドル)
装備や宿泊費、現地での食費や宿泊費、さらには節約のコツなど、細かく解説しています。
本記事を読めば、CTを歩くのに必要な予算がイメージでき、安心して計画を立てられます。
べんぞー
ハイキングスタイルや滞在期間によって費用は大きく変わるけど、一つのベンチマークにはなるはずだよ。
コロラドトレイルや海外のトレイルを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
全体の費⽤と集計⽅法
コロラドトレイルにかかった総費用は以下の通りです。
カテゴリ | 金額(円) | 金額(ドル) |
---|---|---|
食料費 | 75,115 | 494.19 |
外食費 | 98,708 | 650.61 |
宿泊費 | 193,318 | 1,280.02 |
装備費 | 262,738 | 129.55 |
交通費 | 282,329 | 100.50 |
通信費 | 2,206 | 13.60 |
雑費 | 6,426 | 33.66 |
観光費 | 53,451 | 358.49 |
合計 | 974,291 | 3,060.62 |
支払いの詳細が気になる方は、以下の資料をご確認ください。
旅行前の費用、ハイキング中の費用、ハイキング後の費用の3つに分けて集計
本記事では、コロラドトレイルの費用を以下の3つに分けて集計しています。
- 旅行前の費用:日本で購入した航空券や装備の出費
- ハイキング中の費用:ハイキング中の出費、ハイキングのための移動日の出費
- ハイキング後の費用:ハイキング後にデンバーに滞在していた期間の出費
3つに分けることで、準備段階での出費と現地出費を区別し、予算を立てやすくしました。
また、ハイキングに直接関係する費用を明確にすることで、参考にしやすい集計にしました。
円とドルの両方を集計
本記事では、円とドルでの総額をそれぞれ集計しています。
円とドルの両方を示すことで、旅行全体の費用が把握しやすくなり、必要な現地通貨も分かりやすくなります。
また、現地の物価感覚をつかむための参考にも役立ちます。
【円とドルの集計基準】
- 円:すべての出費の合計(円での支払い+ドルでの支払いを円に換算した金額)
- ドル:現地でのドル支払いのみの合計
なお、日本での準備期間にかかった出費はドルの集計には含まれていません。
そのため、円とドルの総額に差がある点にご注意ください。
べんぞー
⾼価な装備を⽇本で買ったから、円の総額の方が大きくなってるよ。
支払額は明細書の記録、現金はおおよそのレートで集計
クレジットカードや振込(PayPalやWise)での支払いは、明細書に記載された円とドルの支払額をもとに集計しています。
現金支払いについては、両替日ではなく支払日のレートで円に換算しました。
べんぞー
PayPalやWiseは他のハイカーと割り勘する時に使ったよ。
旅行前の出費
旅行前にかかった出費は以下の通りです。
カテゴリ | 金額(円) | 金額(ドル) |
---|---|---|
食料費 | 0 | 0.00 |
外食費 | 0 | 0.00 |
宿泊費 | 0 | 0.00 |
装備費 | 242,967 | 0.00 |
交通費 | 266,800 | 0.00 |
通信費 | 2,206 | 13.60 |
雑費 | 1,405 | 0.00 |
観光費 | 0 | 0.00 |
合計 | 513,378 | 13.60 |
旅行前の合計出費は513,378円(13.60ドル)でした。
準備期間の出費は全体の約半分を占めています。
私は、航空券を直行便にしたことや、多くの装備を新調したため、金額が増大しました。
直行便を避けたり、すでに持っている装備をフル活用すれば費用を抑えることができるので、自分の計画に応じた予算を設定してください。
詳細な支払い内容が気になる方は、以下の資料をご覧ください。
装備費
装備費は合計242,967円でした。
バックパックやレインウェア、防寒着など、多くの装備を新調したため、費用が増えました。
コロラドトレイルは過酷な自然環境のため、信頼できる装備が重要です。
すでに装備が揃っている場合は、装備費を大幅に抑えられます。
実際に使用した装備については、こちらの記事を参考にしてください。
交通費
交通費は266,800円で、旅行前の交通費は航空券代のみを集計しています。
コロラドトレイルの最寄りの国際空港はデンバーにあります。
今回はユナイテッド航空の成田-デンバー直行便を利用しました。
直行便は割高ですが、利便性を重視して選択しています。
べんぞー
直行便は乗り換えがないから楽だったよ。
乗継便でLCCを利用すれば費用は抑えられますが、移動時間が長くなり、機内食を自分で用意する必要があるなどのデメリットがあります。
また私の場合、出国日が夏季休暇の時期と重なり、乗継便を利用しても、期待していたほど費用を抑えられませんでした。
航空券の相場を簡単に確認するには、エクスペディアやエアトリなどの比較サイトがオススメです。
通信費
通信費は2,206円でした。
コロラドトレイルでは、楽天モバイルとAiraloの2回線をデュアルSIMで使用しました。
2回線を利用することで、一方がつながらない場合のリスク分散ができます。
個人的には、楽天モバイルだけでもあまり不便は感じませんでしたが、2回線を持つメリットを感じる方にはAiraloなどのeSIMをサブ回線にするのも良い選択です。
楽天モバイル:海外トレイルにオススメ
楽天モバイルは月額980円(税込1,078円)でコストパフォーマンスが高く、海外トレイルでの利用にも非常に便利です。
楽天モバイルが海外トレイルにオススメの理由
- 海外ローミング:月に2GBまで無料
- データチャージ:1GBあたり500円
ちなみに、楽天モバイルの支払いはすべて楽天ポイントで行っているので、今回の集計には含まれていません。
Airalo:サブ回線や現地の電話番号が必要な場合にオススメ
Airaloはプリペイド式のeSIMで、データ量や通話時間に応じてさまざまなプランの中から選べます。
楽天モバイルで5GB以上のデータチャージをする方や、現地の電話番号が必要な方は検討の価値があります。
データ量 | 有効期限 | 有効期限 |
---|---|---|
1GB | 7日 | 4.5ドル |
2GB | 15日 | 8ドル |
3GB | 30日 | 11ドル |
5GB | 30日 | 16ドル |
10GB | 30日 | 26ドル |
他のプランについては、Airaloでご確認ください。
べんぞー
自分の場合は3GB/30日のデータプランを契約したけど、ハイキング中は思っていたよりデータ消費しなかったから、楽天モバイルでデータチャージをした方が安上がりだったよ。
雑費
雑費は1,405円でした。
エマージェンシーキット用の薬類を補充しました。
薬は現地でも購入可能ですが、日本で事前に揃えておく方が楽です。
ハイキング中の出費
ハイキング中の出費は以下の通りです。
カテゴリ | 金額(円) | 金額(ドル) |
---|---|---|
食料費 | 66,732 | 437.59 |
外食費 | 75,502 | 494.48 |
宿泊費 | 152,106 | 1,002.46 |
装備費 | 19,771 | 129.55 |
交通費 | 14,719 | 95.00 |
通信費 | 0 | 0.00 |
雑費 | 2,029 | 13.35 |
観光費 | 14,989 | 99.78 |
合計 | 345,848 | 2,272.21 |
ハイキング中の合計出費は345,848円(2,272.21ドル)でした。
ハイキング中はキャンプをするため、一般的なアメリカ旅行と比べて出費を抑えられます。
ハイキングスタイルによって変わりますが、特別な贅沢を控えれば出費はそれほど大きくなりません。
詳細な支払い情報については、以下の資料をご覧ください。
⾷料費
食料費は、トレイル中やホステルで自炊するための食材購入にかかった費用です。
合計は66,732円(437.59ドル)でした。
食料補給は8つの町で行い、1回の補給で2〜5日分の食材を購入しています。
1回あたりの食料補給の平均出費は約8,400円(約62ドル)です。
べんぞー
トレイル用の食材は、持ち運びしやすく調理が簡単なものを選ぶことが多いよ。
普段の食事にはインスタント麺などの安価な食材を中心に購入していました。
体力が必要なセクションの後には、フリーズドライ食品を「ご褒美」として取り入れることで、満足度と節約のバランスをとっていました。
また、ホステルでの自炊は、外食費を抑えつつ栄養も十分に摂るのに有効な手段です。
外⾷費
外食費は町のレストランやカフェでの出費で、合計は75,502円(494.48ドル)でした。
外食した回数は32回で、レストランでの食事やカフェでのコーヒー代など、少額の出費も含まれています。
- 最⾼額:9,827円(65.73ドル)
- 最低額:641円(4.28ドル)
トレイルでは食べられるものが限られているため、町では好きなものをしっかり食べることが多かったです。
べんぞー
普通に⾷事をすると20ドル以上はかかったかな。
宿泊費
宿泊費は町で利用した宿泊施設の費用で、合計は152,106円(1,002.46ドル)でした。
宿泊施設の利用回数は16回で、1泊あたりの平均は約9,500円(約63ドル)です。
コロラドトレイル周辺の宿は比較的安価で、相場は1泊50ドル前後ですが、リゾートエリアでは宿泊費がさらに高くなります。
トレイルでは主にキャンプをするため宿泊費は抑えられますが、長期間の歩き旅では心身を休めるために宿に泊まることも重要です。
べんぞー
無理は禁物。旅を安全に楽しむため、時には休息も大切だよ。
装備費
装備費はハイキング中に追加購入した装備にかかった出費です。
合計は19,771円(129.55ドル)でした。
最も高額だったのはトレッキングポールで、平均標高3,000mのコロラドトレイルでは歩行をサポートするために購入しました。
キツい峠越えや悪天候時に、テントの安定性を高めるガイラインとともに役立ちました。
交通費
交通費の合計は14,719円(95ドル)でした。
【交通費の内訳】
- 空港からデンバーまでの電車代:10ドル×2回(往復)
- 町からトレイルまでのシャトル代:25ドル
- デュランゴからデンバーまでのレンタカー代:50ドル
トレイルから町への移動はヒッチハイクが主流ですが、車が止まらないこともあり、タイミングが不確定です。
トレイルエンジェルのシャトルは送迎時刻が決まっているので、計画が立てやすく便利です。
べんぞー
シャトルやヒッチハイクをしたときはドライバーにドネーションを渡すようにしてたけど、コロラドトレイルでは断れれることが多かったよ。
デュランゴからデンバーに戻る際の公共交通機関にはバスと飛行機があります。
デュランゴからデンバーまでの移動方法はこちらの記事にまとめているので、気になる方は参考にしてください。
雑費
雑費の合計は2,029円(13.35ドル)でした。
主な項目はランドリー代です。
ランドリーはクレジットカード対応の施設もありますが、多くの場合、硬貨が必要です。
施設内の両替機があるので、1ドル札が数枚あれば対応できます。
洗濯・乾燥・洗剤代を含めると意外と費用がかさむため、他のハイカーと一緒に洗濯したり、ランドリー設備を無料で利用できる宿を選ぶと節約につながります。
観光費
観光費の合計は14,989円(99.78ドル)でした。
ハイキング中はほとんど観光をしなかったため、観光費は抑えられています。
最大の出費は、Melanzanaのフリースの購入です。
ハイキングを終えた後、デュランゴからデンバーへ車で移動中にリードビルに立ち寄り、購入しました。
べんぞー
Melanzanaのフリースはコロラドトレイルのハイカーに人気で、多くのハイカーが着ていたよ。
衝動買いでしたが、日本では入手困難なため満足しています。
ハイキング後の出費
コロラドトレイル後、デンバーに滞在していた際の出費は以下です。
カテゴリ | 金額(円) | 金額(ドル) |
---|---|---|
食料費 | 8,383 | 56.60 |
外食費 | 23,206 | 156.13 |
宿泊費 | 41,212 | 277.56 |
装備費 | 0 | 0.00 |
交通費 | 810 | 5.50 |
通信費 | 0 | 0.00 |
雑費 | 2,992 | 20.31 |
観光費 | 38,462 | 258.71 |
合計 | 115,065 | 774.81 |
ハイキング後の合計出費は115,065円(774.81ドル)でした。
博物館や美術館を訪れたり、ウィンドウショッピングを楽しむ程度にとどめています。
長距離ハイキングの後は、基本的にのんびり過ごしました。
支払いの詳細は、以下の資料をご覧ください。
食料費
食料費の合計は8,383円(56.60ドル)でした。
宿泊したホステルには共有キッチンがあり、簡単な自炊で節約を心がけました。
外食費
外食費の合計は23,206円(156.13ドル)でした。
リーズナブルな店を利用していたため、外食費はそれほどかかっていません。
ホステル近くの美味しいタコスのキッチンカーや、カフェでの朝食やコーヒーを楽しむ機会が多かったです。
宿泊費
宿泊費の合計は41,212円(277.56ドル)でした。
デンバーには5泊しており、1泊あたりの平均は約55ドルです。
一番多く泊まったのはデンバー中心部にあるホステル「Fish」です。
ドミトリータイプのため荷物管理には工夫が必要ですが、リーズナブルで快適に過ごせる点が魅力でした。
交通費
交通費の合計は810円(5.50ドル)でした。
デンバー市内の移動には無料バスと有料バスがあります。
デンバーの中心部を観光するだけであれば無料バスと徒歩で十分に回れます。
私の場合、少し離れた博物館を訪れるために、1日乗り放題のパスを購入しました。
雑費
雑費の合計は2,992円(20.31ドル)です。
内訳は、ランドリー代と飛行機の機内用サンダルの購入費です。
観光費
観光費の合計は38,462円(258.71ドル)です。
内訳は、博物館の入場料、アウトドアショップでの買い物、お土産代となります。
ハイキング後はのんびり過ごすことを優先したため、観光費は控えめです。
ただし、アクティビティに積極的に参加する場合は、さらに予算がかかる可能性があります。
予想外の出費や節約ポイント
旅行中に計画外で発生した出費や、たまたま節約できた事例を紹介します。
予想外の出費1:準備段階で総出費の半分を占める
ハイキング前の準備費は約51万円に達し、全体の約半分を占めました。
主な要因は、直行便の航空券、バックパック、寝袋、レインウェアなどの高額な装備品の購入です。
旅に備えて新しい装備を揃える予定で予算を立てていたため、準備費が高額になることは想定内でしたが、予算の半分も使うとは思っていなかったので驚きました。
べんぞー
すでに装備が揃っている人は、準備費用は抑えることができるね。
予想外の出費2:装備の追加購⼊
コロラドトレイル後半には、標高3,000mを超える険しい峠越えがいくつもあり、それに備えてトレッキングポールを追加購入しました。
ハイキング中に装備が壊れたり、持参した装備が自然環境に適さない場合もあります。
状況に応じて装備を追加購入できるよう、予備予算を確保しておくと安心です。
予想外の出費3:リゾート地での高額出費
コロラドトレイルを歩く際、定期的に町で食料補給や休息を取る必要があります。
リゾートタウンや小さな町では物価が高いので、宿泊費や外食費が予想以上にかさむこともあります。
たとえば、ブレッケンリッジに2日滞在した際の出費は約351ドル(約5.6万円)でした。
べんぞー
他の町では、2日間で250〜300ドルくらいの出費だから少し高めだね。
なお、ブレッケンリッジにはチェーンのグローサリーストアがあるため、食料品の価格はそれほど高くありませんでした。
節約ポイント1:大量の食料が入ったハイカーボックスに遭遇
大量の食料が入ったハイカーボックスを見つたことで、大幅な食費の節約ができました。
ハイカーボックスは、ホステルなどハイカーが集まるところに置かれています。
他のハイカーが余った食料をハイカーボックスに置いていくため、無料で食料品が手に入る可能性があります。
シルバートンという小さな田舎町でこのハイカーボックスを見つけたときは、5日分(15食)の食料を買う予定でしたが、5食分だけの購入で済みました。
べんぞー
この時、合計50ドル以上の価値がある食料をハイカーボックスで手に入れたよ。
節約ポイント2:複数のハイカーでAirbnbに泊まり滞在費が抑えられた
リードビルでは複数のハイカーとAirbnbをシェアし、宿泊費を大幅に節約しました。
3泊での費用は合計190.12ドルです。
これには宿泊費に加え、みんなで分担した食材費やピザ代、ラフティングなどのアクティビティ代も含まれています。
宿泊費だけで見ると、1泊あたり約30ドルと非常にリーズナブルでした。
べんぞー
一軒家のAirbnbだと、リラックスできるし、仲間と楽しい思い出も作れるて、節約しながら貴重な体験ができたよ。
旅⾏費⽤を抑えるためのコツ
海外ロングトレイルでの旅費を節約する方法をご紹介します。
取り入れやすいものがあれば、ぜひ試してみてください。
先にハイカーボックスを確認してから⾷料を買う
ハイカーボックスには食料が入っていることが多いため、食料を買う前にハイカーボックスを確認するだけで1〜2食分を節約できます。
運が良ければ、1食10ドル以上するフリーズドライ食品が見つかることもあります。
ハイキングでは安い食材を中心に選ぶ
ハイキング中の食材は、軽量・高カロリー・低価格の三拍子が揃ったものを選ぶようにしていました。
特にインスタント麺は、1食あたり1ドル以下で非常に経済的です。
ただし、トレイル中の食事だけでは栄養バランスが偏るので、町では外食や自炊をして栄養をしっかり補給するようにしました。
この方法で、経済的かつバランスの良い食事が取れたと感じています。
べんぞー
食費は安全に楽しくハイキングのための必要経費だから、無理な切り詰めはオススメしないよ。
アメリカのトレイルでどのような食材を買えるのか知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
キャンプする回数を増やして宿の宿泊費を抑える
トレイルでのキャンプ回数を増やし、町での宿泊を減らすことで宿泊費を抑えられます。
例えば、トレイルヘッドでキャンプし、翌朝町に向かって補給や用事を済ませたら、再びトレイルに戻るといったスタイルです。
べんぞー
コロラドトレイルは、町へのアクセスが良いトレイルヘッドが多いから、この方法が活用しやすいよ。
また、ハイカー向けの割安なキャンプ場を利用するのも節約のポイントです。
レイクシティのキャンプ場では20ドルで宿泊でき、シャワーやランドリー、Wi-Fiといった設備が整っていて快適に過ごせました。
ポイント還元があるクレジットカードを使う
旅費そのものの節約にはならないものの、ポイント還元付きのクレジットカードを使うと生活費を抑えられます。
例えば、楽天カードは買い物金額に応じたポイントが貯まります。(1ポイント=1円相当)
私は普段から楽天カードを使っており、コロラドトレイルにも持参しました。
今回の旅では7000ポイント以上を獲得しました。
また、楽天ポイントは、楽天モバイルの支払いやSuicaのチャージにも使えるため、日常生活の節約にもつながります。
特にアメリカでのお会計はクレジットカードが主流なので、楽天カードのようなポイント還元率が高いクレジットカードを持っていくと、いつの間にかポイントが貯まります。
べんぞー
ちなみに、パンダ柄のカードは現地のフレンドリーな店員さんに好評だったよ。
まとめ:予算を立ててコロラドトレイルを楽しもう
2024年にコロラドトレイルを歩いた時の総費用の紹介でした。
総費用:974,291円(3,060.62ドル)
- 旅行前の費用:513,378円(13.60ドル)
- ハイキング中の費用:345,848円(2,272.21ドル)
- ハイキング後の費用:115,065円(774.81ドル)
計画のポイントは、必要な部分にはしっかりと費用をかけつつ、節約できるところは抑えて、出費にメリハリをつけることです。
これにより無駄遣いが減り、旅の満足度を高めることができます。
海外トレイルの予算は為替レートの影響を受けるため、どの程度の費用が必要か見当がつかないかもしれませんが、本記事を一つのベンチマークとして参考にしてください。
べんぞー
ちなみに、アメリカの物価は年々上昇してるから、少し多めに予算を用意しておくといいよ。
本記事が少しでも海外トレイルの計画のお役に立てたら嬉しいです。
コロラドトレイルの計画に役立つ他の記事も投稿しているので、ぜひ参考にしてください。