先日(2021/10/30)、AWS認定デベロッパー アソシエイトに合格することができました。
当初の目標より1か月オーバーとなりましたがなんとか1発合格することができてよかったです。
そこで今回はDVAでの試験勉強を振り返り、勉強時間や受験のタイミング、使用した教材を紹介したいと思います。
AWS認定DVAを受験しようと考えている人で、「どれくらいの勉強期間、時間が必要?」、「良い教材はどれだろう?」と悩んでいる人はぜひ読んでみてください。
AWS初心者の方でも安心して受験の計画をたてるようになればうれしいです。
目次
AWS認定デベロッパー アソシエイトとは
まずはAWS認定デベロッパー アソシエイト(DVA)について簡単に確認します。
AWS認定試験は10種類以上のありますが、DVAはその中の中級者向けのAWSサービスを利用したアプリケーションの開発や保守などに関する知識が問われます。
以下、公式ページより引用です。
・AWS の主要なサービス、使用方法、AWS の基本アーキテクチャのベストプラクティスについて理解していること
・AWS を使用するクラウドベースのアプリケーションの開発、デプロイ、デバッグについて習熟していること
試験概要は次のようになっています。
- 問題数
- 65問
- 回答形式
- 多肢選択式:4つの選択肢のうち、正解は1つ、不正解が3つ
- 複数回答式:5つ以上の選択肢のうち、正解が2つ以上
- 時間
- 130分
- 合格スコア
- 720(最高スコア1000)
- 受験費
- 15000円(税別)
受験者のスペック
私のAWSに対する知識レベルは次のようになっています。
- SAA-C02合格済み。
- 実務でIMAアカウントが割り振られてEC2、Lambda、API Gatewayなど一部のサービスは触れたことがありますが、ほとんど初心者レベル。
- 基本情報技術者、応用情報技術者レベルほIT知識は保有。
学習期間・時間
学習期間は2021/08/19~2021/10/30の72日で約2か月半になります。
勉強時間は記録忘れもあったので正確ではないですが約100時間ほどになります。
自分は1日平均1~1.5時間の学習をほぼ毎朝継続していました。
AWS認定DVAの勉強時間はこんな感じ。
記録忘れもあるので大体100時間くらいです。
2021/4にAWSを使い始めた初心者ですがマイペースに学習をすすめることで合格するとこができました。#AWSDVA pic.twitter.com/eIw8eVKxun— べんぞー (@konomichibenzo) November 1, 2021
なお、AWS認定は試験開始の24時間前なら試験日を変更することができます。
「仕事が忙しくて勉強が全然できてない!」、「想定してたより順調に学習すすんだ」など自身の学習状況に応じて受験日を調整することができるので是非活用しましょう。
私は当初の目標では勉強期間1ヶ月で合格でしたが習熟度が良くなかったので約1か月延期しました。
そのおかげでしっかりと合格することができました。
周りを気にせず、焦らずに自分のペースで受験しましょう。
使用した教材
次に使用した教材を紹介します。
基礎を固めたい人はのポケットスタディ、応用問題で得点アップを目指したい人は模擬試験がおすすめです。
ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト (アソシエイト試験ポケットスタディ)
ある程度はSAAの知識で補うことができるのですが、DVAの試験範囲は対象サービスが絞られてもう少し深い内容まで出題されます。
わたしはSAAの受験から少し時間が空いて忘れ始めていたのと、DVAで必要な基礎的な知識を身に着けるために利用しました。
試験直前に一気に読み切り、練習問題を解くもの合わせると大体1週間で1周できました。
初版が2021/03/10ということで比較的情報が新しいので安心して学習することができました。
内容に関してもDVAに必要な知識を網羅的に学習ができるので、しっかりやり込めばこれ1冊あれば十分ではないかと思えるくらい良本でSAA合格者にもおすすめできるテキストです。
Udemy:AWS 認定デベロッパー アソシエイト模擬試験問題集(5回分325問)
SAAでお世話になったUdemyの模擬試験シリーズのDVA版です。
計5回分の模擬試験で本番よりも難しめの設定なっているため、最後の合格への一押しの手助けになりました。
私は今回のDVA対策ではこの教材をメインで学習をして5回分の模擬試験を各2回ずつ解きました。
少し解説が分かりにくい部分もありますが、そういった所は公式ドキュメントやBlackBeltの資料などを活用すると良いです。
自分で調べることでより理解を深めて知識を定着することができます。
基礎に自信がある人はこれ一つで十分だと思います。
なお、私はSAA合格した直後に腕試しで一回解いてみたところ、ボロボロでした(笑)
反省点として、その段階でポケットスタディの学習を行っていればを使っていればもう少し効率よく学習を進めることができたかもしれないので皆さんは同じようなことをしないように気を付けてください。
UdemyにはたくさんのAWSの講座があります。
認定試験の講座だけでなく、ハンズオン形式の講座もあるので、自分に合った講座を探してみるのも良いかもしれません。
\AWSの資格をとるならUdemyで学ぼう!/
結果
スコア来ました!
思ってたより点数取れててうれしー!#AWS認定 #AWSDVA pic.twitter.com/ALeN3Re3uZ— べんぞー (@konomichibenzo) October 30, 2021
スコアは826で模擬試験も含めて最高得点でした。
基礎問題はポケットスタディ、応用問題は模擬試験とそれぞれ補完できていたのが良かったと思います。
参考までに模擬試験のスコアとポケットスタディの問題のスコアは次のようになります。
項目 | 正解率(実施日) |
---|---|
模擬試験①(1回目) | 32%(2021/8/19) |
模擬試験②(1回目) | 46%(2021/9/7) |
模擬試験③(1回目) | 49%(2021/9/13) |
模擬試験④(1回目) | 50%(2021/9/20) |
模擬試験⑤(1回目) | 56%(2021/9/28) |
模擬試験①(2回目) | 69%(2021/10/11) |
模擬試験②(2回目) | 61%(2021/10/16) |
模擬試験③(2回目) | 61%(2021/10/17) |
模擬試験④(2回目) | 63%(2021/10/18) |
模擬試験⑤(2回目) | 73%(2021/10/20) |
ポケットスタディ | 76%(2021/10/22~29) |
まとめ
まとめると次のようになります。
- 学習期間
- 期間:約2.5か月
- 時間:約100時間
- 受験日を予約した後、学習時間が足りない・余裕を持たせすぎた場合は受験日の変更する
- 使用した教材
- 基礎:ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト (アソシエイト試験ポケットスタディ)
- 応用:AWS 認定デベロッパー アソシエイト模擬試験問題集(5回分325問)
少しでも参考になればうれしいです。
おまけ
現在、フリーランスエンジニアとして数ヶ月働いて、数ヶ月の休みを取る生活をしています。
長期休暇がとれるフリーランスエンジニアになる方法を解説していますので、「まとまった休みがほしい」「自由な働き方をしたい」と思っている方はぜひ参考にしてください。
また、長期休暇の間は数ヶ月に渡る徒歩の旅をしています。
旅についての記事も公開していますので、興味がある方は読んでみてください。