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AWS初心者がSAA-C02にリベンジして合格した話【AWS認定試験】

AWS認定ソリューションアソシエイトアーキテクトの合格記録
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先日、AWS公認試験ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA-C02)に合格することができました。
今回は、合格するまでにやったこと、試験で気を付けた点、試験・模擬試験のスコアを紹介したいと思います。

なお、タイトル通り過去に一度受験して不合格となっており今回は2回目の受験です。

勉強した期間

AWS初心者がSAA-C02に合格するまでかかった期間は以下のようになります。

  • 1回目(不合格)
    • 期間:2021年5月6日~2021年6月26日(51日)
    • 学習時間:60時間
  • 2回目(合格)
    • 期間:2021年6月27日~2021年8月14日(48日)
    • 学習時間:63時間

学習開始から合格するまでにかかった期間は99日で、総学習時間は約123時間です。

合格者の中にはAWS初心者でも数週間や数十時間の学習で合格している方がたくさんいるのでそれに比べると決して早い方ではありません。
単に自分の要領が悪いだけかもしれませんが、個人的な感覚としてはAWS初心者が気軽に受験して合格できる難易度じゃないと思いました。
しかし、しっかり対策をすれば高確率で合格することはできると思いますので興味を持った方はぜひ挑戦してみてください。

勉強方法

SAA-C02の基礎学習は1回目の勉強期間で際に完了しているので、模擬試験を中心にして学習を行いました。
多くの問題、同じ問題を繰り返し解くことで問題のパターン(=設計のベストプラクティス)を覚えることができます。

私の場合は、2~4日に1回模擬試験を受けて、模擬試験の解説を確認と必要に応じて苦手に感じた分野の復習を繰り返し行いました。
復習についてはUdemyの講座やBlack Beltの動画を倍速で視聴したり、書籍を読み直すことをしました。

また、幸いなことに仕事でAWSの一部のサービスを使用する機会が増えたので実際にAWSを触って理解を深めることができました。
やっぱりハンズオンは大切だなと実感しつつも、座学を優先したため試験勉強のためにAWSを利用することはできませんでした。

なお、1回目の勉強方法の反省点としてはAWSの知識のインプットに時間をかけすぎて演習問題・模擬試験を解く時間があまり確保できなかったことです。
本ブログの冒頭で軽く紹介しましたが、詳細は以下を参照ください。

使用した教材

使用した教材は1回目に受験した際に使用した教材と同じ物です。
なので今回は簡単な紹介で済ませたいと思います。

Udemy

Udemyの講座は試験のバージョンが上がっても、講師がメンテナンスをしてくれると最新版の試験対策ができるのもメリットです。
また、Udemyにはハンズオン形式の講座もたくさんあるので、自分に合った講座で学習するのもおすすめです。

AWSの資格をとるならUdemyで学ぼう!
Udemyホームページ

書籍

公式資料

  • AWS サービス別資料
    • AWS公式のサービス別資料をパラパラと見ていました。
    • サービスをしっかり理解したいときの手助けになります。

本番で気を付けたこと

2回目の試験ということで試験に対して慣れが生じたおかげちょっとしたことに気を使うことができました。
本番の試験で個人的に気を付けた点を紹介します。

文章に違和感の問題は言語切り替えで確認する

英文の問題を表示するボタンがあるので、日本語に違和感がある問題は英文を表示して確認しました。

試験問題は英文から翻訳されているため、誤字や誤記、文章の区切りや名称が変に訳されて分かりにくい問題・選択肢がある場合があります。
そういった問題は英文の方が分かりやすいことがあるので英文表示で内容を確認するようにしました。

見直しフラグを活用する

消去法で絞り込んだ問題、分からなかった問題には見直しフラグを設定しました。

AWS試験では各問に対して見直しフラグを設定することができるのでなるべく使用することをができます。
すべての問題を解き終わった後に見直しを行うために活用をするのですが、見直しフラグを数を数えることで大体の得点も予想することができます。
合否自体は試験終了直後に分かるのですが、試験中に客観的に状況を把握することで冷静さを保つたことができます。

消去法で絞り込んだ問題、分からなかった問題には見直しフラグを設定することで、確実に正解するであろう問題数を把握することができます。
SAA-C02の合格ラインは720点(1000点中)なので大体47問以上正解しないといけません。
模擬試験で実践したところ、私の場合は見直しフラグを立てた問題の正解率は大体50%だったので、合格ラインの目安として見直しフラグの数は35個以内として臨みました。

もちろん試験中なので目安の数を上回る見直しフラグがあった場合はどうしようもありませんが、合格ラインに対して余裕があるのか、ギリギリになのか、力不足なのかを知ることができます。
落ちついて問題を見直すことができますし、もし力不足と分かった場合はどのような分野が苦手なのかが知ることもできます。

結果

AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトの試験結果

スコアは795でした。
高得点ではありませんが、模擬試験も含めて本番で最高得点をとることができたのでうれしいです。

参考1:模擬試験のスコア

参考までに私の模擬試験のスコアも紹介します。

  • 模擬試験①
    • 1回目:58%(2021/05/25)
    • 2回目:73%(2021/07/26)
  • 模擬試験②(高難易度)
    • 1回目:41%(2021/05/28)
    • 2回目:63%(2021/07/31)
  • 模擬試験③(高難易度)
    • 1回目:55%(2021/07/10)
    • 2回目:53%(2021/08/08)
  • 模擬試験④(高難易度)
    • 1回目:61%(2021/07/14)
    • 2回目:67%(2021/08/09)
  • 模擬試験⑤(高難易度)
    • 1回目:58%(2021/07/18)
    • 2回目:75%(2021/08/11)
  • 模擬試験⑥(高難易度)
    • 1回目:58%(2021/07/22)
    • 2回目:67%(2021/08/13)

合格点に模擬試験6回分×2回解いて合格点に達したのが2回でした。
個人的な感覚ですが、本番の問題の日本語の表現は考慮してないで純粋な難易度は本番の試験問題より模擬試験②~⑥の方が難しかったです。

参考2:再試験無料のキャンペーン(終了)

AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトの明細

ちなみに、再試験が無料になるキャンペーンを利用して受験しました。(キャンペーンはすでに終了しています。

再試験を受ける時間はもったいないですが、受験費はかからないので経済的です。

まとめ

個人的見解になりますが、SAA-C02はAWS初心者が気軽に受験して合格できる内容ではなく、しっかり学習する必要があると感じました。
しかし、以下のポイントをおさえることでAWS初心者でもSAA-C02の合格がグッと近づくと思います。

  • インプットは短時間で集中して終われせて模擬試験の時間を確保する
  • 模擬試験を繰り返し解くことで問題のパターンを覚える(設計のベストプラクティスを覚える)

ネット等で調べるとうまくいっている人の情報がたくさん出てきますが、私のように失敗している人もたくさんいるはずです。
なのでこれからSAA-C02を挑戦しようと考えている人もあまり気負わずに頑張ってください。

おまけ

現在、フリーランスエンジニアとして数ヶ月働いて、数ヶ月の休みを取る生活をしています。

長期休暇がとれるフリーランスエンジニアになる方法を解説していますので、「まとまった休みがほしい」「自由な働き方をしたい」と思っている方はぜひ参考にしてください。

また、長期休暇の間は数ヶ月に渡る徒歩の旅をしています。
旅についての記事も公開していますので、興味がある方は読んでみてください。