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【体験談】1年くらい休みたい?仕事を辞めての長期休暇で良かった・後悔したこと

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悩む人

仕事を辞めて、1年くらい休みを作って好きなことに挑戦してみたいな。

こんなふうに考えたことがある方は多いのではないでしょうか。

しかし、実際に1年くらいの休みを取るとなると、行動に移せない人が大半です。

仕事を辞めて1年くらい休めない主な理由

  • 収入が途絶え、休暇中の生活費が不安
  • 社会復帰が難しくなり、再び働けるか不安

確かに、1年間も仕事を休むには、経済的な不安がつきものです。

ただ、事前に準備をしておくことで、気持ちに余裕を持ちながら休みを楽しむことができます。

ブログ運営者
べんぞー

私も会社を退職して1年ほど休んだ経験があるからよく分かるよ。

本記事では、私の体験をもとに、1年の休みを取って良かったことや、辛かったことを紹介します。

この記事を読むことで、1年間の休みを取ったらどのような未来が待っているのか、きっとイメージが湧くはずです。

本記事でわかること
  • 1年くらい休んで良かったこと
  • 1年くらい休んで後悔したこと
  • 1年くらいの休み取るための準備

長期の休みを取るには、最後の一歩を踏み出す勇気が必要です。

どんなに準備をしても不安を完全に取り除くことはできませんが、経済的な備えをしておけば、心の余裕が生まれ、決断がしやすくなります。

この記事が、「やりたいことがあるけど、まとまった時間が取れない」と悩んでいる方の、行動を後押しするきっかけになれば嬉しいです。

1年くらい休んで良かったこと

1年の休みを取って良かったことを紹介します。

  • 自由な時間を手に入れて、やりたいことができた
  • 健康的な生活をして、疲弊した心身をリフレッシュ
  • 人生の主導権を取り戻せた

それでは解説します。

自由な時間を手に入れて、やりたいことができた

長期の休みを取って一番良かったのは、自由な時間を手に入れたことです。

ブログ運営者
べんぞー

休みを利用し、5ヶ月かけてアメリカ縦断の歩き旅をしたよ。

会社を辞めて長期休暇を取ったことで、定年退職まで諦めていた夢を叶えられました。

好きなことに没頭する時間は、かけがえのない日々でした。

仕事を辞めるのは不安でしたが、長期休暇を取って本当に良かったと心から思っています。

憧れだったことに挑戦したり、時間を自由に使え、人生を充実させることができた。

健康的な生活をして、疲弊した心身をリフレッシュ

長期の休みを取ったことで、健康的な生活になり、仕事で疲れ切った体と心をリフレッシュできました。

毎日の仕事は、体だけでなく心にも疲労を蓄積させます。
職種によっては生活リズムが乱れて、健康を損なうことも珍しくありません。

ブログ運営者
べんぞー

前の職場は残業が当たり前で、長時間労働が本当に辛かったな。

会社を辞めて長期休暇を取ると、時間に余裕を持った生活ができるようになりました。

十分な睡眠時間を確保し、食生活を整えるなど、生活習慣を改善することで健康的な暮らしを取り戻せました。

健康的な生活を送ることで、心身ともにリフレッシュし、日々の生活がより充実した。

人生の主導権を取り戻せた

1年の休みを取ったことで、「自分の人生は自分のものだ」と再確認できました。

企業などの組織に所属していると、自分の人生に大きな影響を与える出来事が突然決まることがあります。

【会社からの理不尽な要求の例】

  • 希望しない職種へのジョブローテーション
  • 転勤による住み慣れた地域からの引越し
  • 業務多忙による過剰な残業や休日出勤

これらが良い経験となる場合もありますが、必ずしもそうとは限りません。

自分の人生を自由にコントロールできない状況が続くと、次第に「こういうものだ」と感覚が麻痺してしまいます。

ブログ運営者
べんぞー

1年間で3回の転勤や、数ヶ月以上のホテル生活を命じられた事があるよ。最初は憤りを感じたけど、業務多忙と重なって思考が停止するようになったな。

会社を辞めて長期休暇を取ったことで、会社や上司などの多くの縛りから解放されました。

仕事を辞めたプレッシャーはありましたが、長期の休みを取ることで、「自分の人生は自分のものだ」と実感し、人生の主導権を取り戻せたと感じています。

「自分の人生は自分のもの」ということを実感し、再び人生を自分の手でコントロールできる喜びを得られた。

1年くらい休んで辛かったこと

1年ほど仕事を休んで辛かったことを紹介します。

辛かったことは以下の通りです。

  • 収入がなくなり、貯金が減ることへのストレス
  • 仕事に復帰してすぐに本来のパフォーマンスが出ずに苦労した
  • 再就職や社会復帰ができるか不安を感じた

収入がなくなり、貯金が減ることへのストレス

長期休暇を取って辛かったことは、貯金が日に日に減ることです。

当然ながら、仕事を辞めて休んでいる間は収入がゼロで、貯金を取り崩して生活をすることになります。

徐々に減っていく貯金額を見ると、予算が足りるのかという不安や、せっかく貯めたお金がなくなることへの喪失感を抱くこともありました。

ブログ運営者
べんぞー

しっかりお金を用意していたから困ることはかなったけど、銀行残高が減っていくのを見るのはイヤな気持ちになったな。

現在は、お金以上に貴重な時間を過ごせたと思えるので後悔はありませんが、当時は貯金が減ることへのストレスがありました。

収入がゼロの状態で、貯金が減るのは精神的ストレスになる。

仕事に復帰して、本来のパフォーマンスをだせずに苦労した

長期休暇を終えて仕事に復帰した際、すぐに本来のパフォーマンスを発揮できず苦労しました。

働かない期間が長くなると、それまで身につけた知識やスキルの記憶が薄れます。

ブログ運営者
べんぞー

以前は当たり前にできていた作業に少し手間取って、ショックを受けたな。

知識やノウハウを完全に忘れたわけではないため、働くうちに少しずつ元のパフォーマンスは戻ってきます。

しかし、再びスキルを身につける覚悟が必要です。

仕事で覚えた知識やノウハウは使わないと忘れてしまう。そして、本来のパフォーマンスを取り戻すには時間と労力がかかる。

再就職や社会復帰ができるか不安を感じた

長期休暇中、再就職や社会復帰ができるかという漠然とした不安がありました。

一般的に、働かない期間が長くなると再就職や社会復帰が難しくなると言われています。

ブログ運営者
べんぞー

休みの間、ふと将来のことを考えた時に「ブランクが理由で仕事が見つからないのでは?」と不安なることはあったよ。

しかし、私の場合、その心配は杞憂に終わりました。

ちょうど私が仕事を探し始めた頃、ITエンジニアの求人が多く、1年ほどのブランクがあってもすぐに仕事が見つかりました。

人手が不足している業界や、資格や専門技術が求められる職種では、ブランクがあっても比較的仕事が見つけやすい傾向があるようです。

再就職の難易度は業界によって異なり、ITエンジニアの場合はそこまで難しくはなかった。

1年くらいの休み取るための準備

これから1年ほど休んでみたい人に向けて、準備しておくべきことを紹介します。

  • 休みの予算と生活防衛費を準備する
  • 休みの目的と期限を決める
  • 仕事探しの準備をしておく
  • 不安は完全になくならないので、覚悟を決める

より充実した休みを過ごすため、ぜひ参考にしてください。

休み中の予算と生活防衛資金を準備する

長期の休みを取る前に、必要な金額を把握して準備することが重要です。

お金は生活の土台です。

休み中に資金不足で生活が苦しくならないよう、次のように予算を分けておくと安心です。

用意するお金
  • 休み中の予算:旅行や習い事などの「目的」で使う費用
  • 生活防衛資金:1〜2年ほどの最低限の基礎生活費(食費や家賃等の固定費)

休み中の予算をあらかじめ設定しておくと、「この金額までなら使っても大丈夫」と判断できるため、気兼ねなく過ごせます。

また、生活防衛資金があれば、休み明けにすぐに収入が得られなくても一定期間は安心して生活できます。

ブログ運営者
べんぞー

休み中の予算と生活防衛資金を別々に管理するのがポイントだよ。

なお、予算管理にはFP3級程度の知識が非常に役立ちます。

FP3級では、ライフプランニングに加えて雇用保険税金などの制度についても学べるので、仕事を辞めた後の生活を支える重要な知識になります。

比較的、試験の難易度も低いため、ぜひ挑戦してみてください。

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お金はしっかり用意する。休み中の予算と生活防衛資金は分けて管理する。

休みの目的と期限を決める

休みの目的や期限を決めると、メリハリのある充実した時間を過ごせます。

例えば、以下のような目標を設定すると良いでしょう。

  • アメリカを徒歩で縦走する
  • 語学留学をする
  • 1年間、家族との時間を大切にすごす

また、何も具体的な計画を立てずにのんびり過ごす場合でも、「◯月◯日まで」や「予算が尽きるまで」といった条件を決めると、休みの終わり時を見失わないです。

目的や期限を明確にすることで、休暇を有意義にできる。

仕事探しの準備をする

仕事探しに備えて事前に準備をしておくことは大切です。

休みが始まってすぐにこの準備を済ませておくと、仕事探しへの不安が軽減され、休暇を思いきり満喫できます。

以下の準備をしておくと、復帰時の仕事探しがスムーズになります。

  • スプレッドシートで職歴とスキルを簡単にまとめる
  • 職歴書・スキルシートのたたき台を作る
  • 求人サイトなどに登録しておく

特に、職歴書は早めに準備しておくと良いでしょう。

時間が経つと過去の仕事の詳細を思い出すのに苦労するため、休みに入ったらすぐにまとめることをおすすめします。

休み明けの職探しがスムーズになるように、休みになったらすぐに簡単な準備をする。

不安は完全になくならないので、覚悟を決める

仕事を辞めて長期の休みを取る上で最も大切なのは、覚悟を決めて最後の一歩を踏み出すことです。

生活防衛資金の用意や、休み明けの仕事探しの準備をしておけば、将来の生活が破綻するリスクは減らせます。

ただし、どれだけ準備をしても「絶対に大丈夫」という保障はありません。

ブログ運営者
べんぞー

むしろ、万全の準備をしようと思うと、結局いつまでも仕事を辞められなくなるよ。

将来が不確実な中で仕事を辞めるのは不安かもしれませんが、理想を現実にするには勇気だして行動することが大切です。

お金や休み明けの準備をすることで不安は軽減できるが、ゼロにはならない。最後は覚悟を決める必要がある。

まとめ:1年くらい休むには、準備と覚悟が必要

一度きりの人生、自由な時間を作り、やりたいことに挑戦するのは、とても貴重な経験です。

しかし、仕事を辞めることで、お金や将来のキャリアに対する不安が出てくるのも事実です。

こうした不安を軽減するためには、以下の準備をしておきましょう。

  • FP3級程度の知識を身につけ、生活に困らないよう予算を立てる
  • 職歴やスキルを整理し、休み明けに仕事探しができるようにする

そして、一番大切なのは、最後の一歩を踏み出す覚悟です。

不安が完全になくなるまで準備をしていたら、いつまでもスタートを切ることはできません。

ブログ運営者
べんぞー

自分も、最初は不安だったけど、思い切っていざ行動してみたら、楽しい日々で「今まで何で悩んでいたんだろう?」と感じたよ。

本記事が、皆さんが充実した人生を歩むためのきっかけとなれば嬉しいです。

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おまけ:1年間の休みで挑戦したこととその後

長期休暇中に、5ヶ月かけてアメリカを徒歩で縦断する旅をしました。

その際に撮影した写真をまとめた写真集をKindleで販売しています。
Kindle Unlimitedの会員なら無料で読むことができます。

5ヶ月の長旅の記録を通じて、一足先に「長期休暇を取った気分」を味わってみてください。

また、長期休暇を終えた後は、フリーランスのITエンジニアとして活動しています。

フリーランスITエンジニアに興味がある方は、こちらの記事を読んでみてください。